2014-07-01から1ヶ月間の記事一覧

アンダルシアの犬

これがかの有名な!16分という短さ、有名な衝撃シーンはインパクト強いけれど基本ごくクラシックな体裁というところに驚きを感じる。ちゃんと理解したとはいえないけれど、おもわぬリンクがそれぞれに・・みたいなホラーっぽい話を想起した。アンダルシアの…

平成26年夏休み文楽特別公演

第一部親子劇場 落語作家の小佐田定雄氏作、鶴澤清介氏作曲、桐竹勘十郎氏演出の新作「かみなり太鼓」 解説「ぶんらくってなあに」 そして「西遊記」こどもたちがおばあちゃんとお母さんに連れられて来ているパターン多い。ほほえましい。リアクションよし。…

アンリ・カルティエ=ブレッソン ―疑問符

その場面にいきあわせた幸せ それを写真として記録する というブレッソンの姿勢。 サラ・ムーン監督作品らしい構成の美しさ。 映画.com

コメディ・フランセーズ 〜演じられた愛〜

ドキュメンタリー映画についてふや町映画タウンで雑談していてこの映画の監督、ドキュメンタリー映画の巨匠フレデリック・ワイズマンの話題が出、みてみることにした。(もうひとつふや町映画タウンにある「バレエ〜アメリカン・バレエ・シアターの世界」の…

片倉館

諏訪にあるレトロな建物の温泉、片倉館。申し込みしておくと1時間ほど解説しながら中を見学させてもらえる。片倉財閥はシルクエンペラーと称されたらしく、富岡製糸場の最後の所有者も片倉家だとか。 松本にカタクラモールというところがあり、その横にカフ…

三人吉三 信州・まつもと大歌舞伎

よく舞台というのはお客さんと作っていくというようなことをきくし、みにいったとき実感もしているけれど、この舞台は本当に客席全体によい空気が流れ、すごい一体感だった。こちらの囲み取材からもその感じが伝わる。 私は七之助さんの悪女姿をみるのが大好…

高峰秀子 夫婦の流儀

人生で大事と思うことを見極めて必要ない部分をそぎ落とす潔さ、これが二人の生活の幸せの基盤だな・・シンプルな趣味の身の回りの物もみていて心地よいし、高峰さんらしい感じがあふれている。高峰秀子 夫婦の流儀 (とんぼの本)作者: 斎藤明美出版社/メーカ…

若草物語

こどものとき、子供用に書きなおされた本で読んだだけだったので、全貌を知らなかった。あの後、こういうことになったのか・・ タイトル画からして古きよきアメリカの良心をあらわすような、刺繍のような画面。幼き日の印象そのままのべスの愛らしさ、ジョー…

亀まん

諏訪の「くらすわ」というところで買った亀まん。外側がやわらかくて中のあんもとても品が良くてすばらしい。

団地ともお 4-6

基本笑えるコミックなんだけど、細かい感情の動き、気まずさの表現など人間観察が秀逸で、深いものを感じる。リアルな話と非現実的な話の組み合わせ方もよい。 好きだったのは4巻、自分の名前のルーツを探りに行く話、運動会の話。。小学生ならではの余裕の…

姉の結婚 4〜7

かたくなだった主人公が割り切ろうと考えて無理している初盤は心と体がばらばらの感じでおしゃれな雰囲気に免じて読み続けていたもののこれでいのかというような気持ちになっていたが、今この境地にたどりついてカタルシスを感じるための仕込みだったのだな…

グッバイガール

先日見てなかなかよかった「ニール・サイモンのキャッシュマン」*1のビデオパッケージに「グッバイガール」と同じスタッフが贈る、という風に表現してあったので、こちらをみてみることにした。ビデオにはさまれた田沼雄一氏の解説では「往年のハリウッド映画…

キャット・バルー

ふや町映画タウンのおすすめ度☆☆☆(かなりおすすめ)コミカルでとても楽しい作品。とにかくテンポがよい。ピンチが訪れこれではいかんと決意するシーンのあっけなさなども小気味いい。悪役の造形もおもしろいし。ジェーン・フォンダも軽々と演じていてみてい…

大空港

昨年末、wowowで三谷幸喜氏の作ったドラマ「大空港2013」*1を見た。あの作品はきっとこの作品を踏まえたものだろうなと思っていたら、ふや町映画タウンのおすすめ印もついていたので、借りてみた。 70年代らしいサウンドエフェクト、画面、ストーリーがなん…

ばかもの

ずっと前に買って冒頭の結構激しい描写になんとなく気後れしそこで本がストップしていたのだけど、文庫本を持って出かけたいときにふとこれを携えてしっかり読み始めたら、ああこんな人たちがここに生きていたのにずっと自分は知らずに置いていたんだ!と思…

もののけ姫

今ごろになって・・なんだけど、先週テレビでやっていたのを家族が話題にしていて日本の神話のまぜ方に興味を持ったのと、今度行く東北地方が出てくるということでみてみた。最後まで退屈しない。もののけ姫やシシガミのチームに肩入れしてみていたもので、…

山椒大夫

先日見た東映動画の「安寿と厨子王丸」*1と見比べながらみた。東映動画のほうでは安寿のほうがお姉さんみたいだったが、こちらは安寿が妹。原作もどうも安寿がお姉さんのよう。この映画では香川京子が可憐で、妹の設定がぴったり。安寿が出世するくだりは東映…

55歳からのハローライフ

NHKでドラマ化され*1、その番宣で村上龍氏の新境地と紹介されていたのに興味を持って読んでみた。ドラマみてからのが二つ、あとの三つはドラマより先に。ドラマとはちょっとずつかえてある。「ペットロス」の終わりの方とか、「キャンピングカー」の設定とか…