2014-08-19から1日間の記事一覧

土曜の夜と日曜の朝

プロデューサーのトニー・リチャードソンはイギリス映画界のニュー・ウェイブの一員と呼ばれている。アラン・シリトーの原作でアルバート・フィニーが主人公の怒れる若者系の話*1だけど、ひとつにはアルバート・フィニーの持つ雰囲気、また、社会に怒ったり…

日の名残り

映画よりイギリス流の皮肉っぽい笑いの要素を強く感じた。主人公の執事、映画版*1より辛辣に描写されていると思う。思わず笑ってしまうようなところも原作の方が力が入っている。日の名残り (ハヤカワepi文庫)作者: カズオイシグロ,Kazuo Ishiguro,土屋政雄…

ちはやふる 25

思い返せば、前の巻、周防名人や詩暢のバックグラウンド、弱点などの話などで、華やかな舞台の裏側が描かれていたが、この巻でそれがダークサイドにふれすぎないでとにかくよかった。ちはやふる(25) (BE LOVE KC)作者: 末次由紀出版社/メーカー: 講談社発売…

恋のスイング合戦(原題 SECOND CHORUS)

アーティ・ショウ楽団というところにアステアと友人が入ろうとしてのドタバタに、チャップリンのパートナーとして有名なポーレット・ゴダードがからんだもの。アーティ・ショウという人は実在のジャズ・クラリネット奏者で、wikipediaによると 「ジャズ界に…