2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧
この巻にてこの物語は完。読み終えた。16巻は一気に読めた。やっとこさ一通り上の世代の人が極常識として語っておられる熊谷直実だとか、敦盛だとか、歌舞伎の方の本に出てきた梶原氏だとかがどんな人か認識した。「船弁慶」の知盛も、「すし屋の段」の維…
登場人物がちょっとずつ成長している?ユッコがあきられる前に新たな敵の設定。衰えぬ疾走感。主に泣いてます(9) (モーニング KC)作者: 東村アキコ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/01/23メディア: コミック クリック: 1回この商品を含むブログ (102件) …
ふや町映画タウンのおすすめ度☆☆☆(上から二番目)よい発想と夢を持った人間を応援する、だからといってありがたすぎる雰囲気ではない、実話を基にした骨太な映画。アメリカのよい部分も悪い部分も描かれているが、良心の部分を強く印象付けられた。誰かを信…
途中で別の本をはさんでしまい、久々にこの本に戻ったら、関東の侍の勢力図の部分がややこしかったのだが、そこをとりあえず乗り越えたら、知盛、維盛など先日から顔見世や新春文楽公演でみてきた「船弁慶」や「義経千本桜」に出てくる名前が出てきて、(舞…
少し前に日記で書いた*1三浦しをんさんが古本屋さんで出会ったという入江泰吉の文楽の写真集(創元社刊)を探していて、それとは違ったのだけど図書館にあったこの集英社刊の写真集を借りてみる。すごい!ユーモラスであったりけなげであったりする文楽のお…
はじめセリフが全部歌になっているのに慣れるのに時間がかかったり舞台の後ろに映し出される春画に男女関係メインって感じでとまどいを感じたり、それは演出のヘルツォークのオリエンタル趣味なのかな?とか思って納得しようとしていたのだけど、忠臣蔵系の…
すごいおもしろかった。頭いいし、センスいい。保育園でママ友ができない話とか電車の中でゴテられた時の話とかいいねえ。開き直るわけでなくがんばろうとしているところが。双葉社webマガジン「カラフル」で連載中。第45回「子供の健康が一番だけど」とか…
かっこいいおじいさんが大好きな私にはたまらないこの8巻。 しかし色々な人の立場で描ける人なんだな、羽海野さんは。。3月のライオン 8 (ヤングアニマルコミックス)作者: 羽海野チカ出版社/メーカー: 白泉社発売日: 2012/12/14メディア: コミック購入: 15…
「シネマ歌舞伎」という映画館で歌舞伎を楽しむものがあって、中村勘三郎さんの追悼上映で19日まで宮藤官九郎の「大江戸りびんぐでっど」をやっているのでみにいく。歌舞伎座のさよなら公演でこれが行われたとは!大胆!大人計画の芝居とかみつけていたらす…
自分のものを自分で作る。安くあげる。自立への第一歩だなとつくづく。おしゃれカフェに行くのが大好きで貯金のない美容師さん、材料の使い方などこまごました点まで自分に似ているところがあり、うー身につまされる・・人をよくみてるなー・・と思うが、別…
田沼意次は教科書のイメージをコロっとかえてもらった。そういや付録の菅野美穂との対談にもあったけれど綱吉も普段の時代劇のイメージにプラスαあったな。よしながさん自身の中でも描いているうちにそうなってきたという話がおもしろかった。大奥 第9巻 (ジ…
たまたまこのカツヤマさんが地元出身の方だと知り、読んでみる。ハウツーものって感じのタイトルで、確かに実際的なアドバイスが一杯載っているのだけど、おしゃれなのに自分をネタにつっこみまくる感じが読み物としておもしろい。ネット通販で! お買いもの…
「浄瑠璃を読もう」とあわせて読むと、このストーリーの中のわかりにくいところ(鹿の話が急に出てくるところやお三輪の扱いなど)がしっくりと入ってくる。「浄瑠璃を読もう」にも紹介されていたけれど、天智天皇が身をひそめているところの庶民とおつきの…
昨年は中国や韓国とのいろいろがあったのでそういう項目も多かったかな・・心に思うままを書くのが中野さんのいいところで、年々その奔放な筆が著書の編集もされた森茉莉に似てきている感じもあるのだけど、私は政治よりの話より映画の話をしている中野さん…
ジョン・ウーの映画のことが東村アキコの作品を読んでいるとよく出てくるけれど「レッド・クリフ」くらいしかみてないなと思ってふや町映画タウンでおすすめをきいてみたところすすめてもらったのがこれ。宝石泥棒、ドンパチ。。と普段自分があまり見ない映…
しをんさんに身をゆだねてゆっくりできる読み物。興味を持った本 天六の「ハナ書房」(よいお店のようです。ここ参照)でしをんさんが出会ったという「文楽」(入江泰吉 写真 茶谷半次郎 文 創元社)古本屋との出会いの話がまたいい!太宰治「津軽」←先日、NH…
橋本治の「浄瑠璃を読もう」の中に出てきたのでみてみた。橋本さんはこの映画好きだけど、近松のとらえ方がちょっと違うだろうなというようなことを書いておられた。 文楽の舞台をはじめと終わりに出す構成などは楽しい。橋本さんのを読んでいることもあり、…
東京からみた大阪、というのをすごく感じる映画。原作者の水上滝太郎氏の経歴をみていると、この物語の佐野周二演じる主人公にいろいろダブる。 左幸子の真に迫ったちゃっかりぶりがすごかった。普段、割合おとなしい、堅実な役を目にすることがが多い気がす…
なんとも素敵な本だった。旧制高校のバンカラ話は、今の大学生の様子などとはまるっきり違っていて、「サラリーマンNEO」に出てくる、応援団の先輩をみているようなんだけど、その日々の中で腹まで割って理解しあえるよき友人に出会っておられるさまが、いよ…
テレビで放映しているのをちらっとみて、アンソニー・ホプキンスが執事をしている邸宅の壁の意匠の美しさなどにぐいと惹きこまれ、いつかはじめからみたいと思ったもので、今年最初の映画はこれにしてみた。父や伯母などずっと上の世代の者が絶賛していたも…
1,2巻は猫がうちに来る前に読んでいて、片桐くんの飼っている猫たちの中でとにかく愛想のよいとぼけた猫が好きだったが、飼い始めてからみる今はツンとした猫が気になる。そのかわいさがわかるようになったというか・・あと、この作品自体も円熟してきている…
昨年11月に文楽の忠臣蔵をみにいく前に、この本の忠臣蔵の部分だけ読んだらかなり入りがよくて・・そのあと、「義経千本桜」のところではほかにも読みたい本が並行してあったことも手伝ってかちょいと時間がかかったものの「菅原伝授〜」以降はおもしろくノ…