2012-08-01から1ヶ月間の記事一覧

アラビア猫のゴルム 2

猫を飼う前に読んだ1巻も充分おもしろかったけれど、猫飼ってから読むこの2巻は格別。普段猫って何を考えて生活しているのかな、って思わせるようなところがあるのだけど、甘すぎずそれが表現されているのが楽しい。猫のけんかはそのままの音声で、ってと…

かくかくしかじか 1

東村アキコさんの宮崎の高校生時代の話。東村さんって自伝的な作品多いけれど、これは特に恩師思い出のような感じでギャグ色少し薄いかな。。かくかくしかじか 1 (愛蔵版コミックス)作者: 東村アキコ出版社/メーカー: 集英社発売日: 2012/07/25メディア: コ…

チャンネルはそのまま 5

佐々木さんの動物表現やっぱり秀逸。犬の取材の話の時の犬の描写がリアルでかわいらしくて。自分にとって佐々木さんのコミック、ストーリーもだけど、絵を楽しんでいる要素がすごく高いな。今回動物表現が特に目をひいたのは自分が猫を飼い始めたから? スト…

仁義なき戦い 広島死闘編

「仁義なき戦い」についてそれまでのやくざ映画とまるで違う、といわれているが、墓を使ったラストなどストイックな語り口がいい。笑えるところもちゃんとあってみやすいつくり。この作品では、「ゴッドファーザー」のトム的な成田三樹夫がかっこいい。千葉…

仁義なき戦い

やっとのことで極常識として語られたりする「『仁義なき〜』の金子信雄みたいな奴」的なたとえ話がわかるようになった。菅原文太演じる広能を取り巻くどうしようもない状態がもう笑うしかない部分もあり、群像劇としておもしろい。スリムな松方弘樹はなかな…

フルメタル・ジャケット

キューブリックだけど、戦争ものだし、鬼軍曹が出てきてなんかえらい汚い言葉で罵る、って話をきいて後回しにしていた。この軍曹をパロディにして使っているときいたピーター・ジャクソンの「さまよう魂たち」*1の方だけはみていたが、それから推測しても元…

こわれゆく女

邦題がすごくて見る時を選んだりしていたけれど、先日大阪のブックカフェ ワイルドパンチで映画評論家ミルクマン斎藤さんのジョン・カサヴェテス講義をきいてみてる気に・・ ミルクマンさんがおっしゃってたんだけど『こわれゆく女』ってあるけれど原題は「A…

ねこしつじ 1

うちの猫もこういうことするなーっていうことがちょこちょこ出てくる。(普段入れない場所の戸口があいていたらすごい勢いではいろうとする。。寝ていても気配ですぐ起きる・・等々)猫飼ってる人にはおもしろいかも。ねこしつじ(1) (ワイドKC BE LOVE)作者:…

母と子

地味なタイトル、そして、あたりはずれがあるようにきいている渋谷実監督の作品・・なんだが、ふや町のリストで☆が3つ(かなりおすすめ)とのことで、借りてみる。なるほどよかった。ストーリーも陰影があって引っ張られるし男の身勝手(またしても佐分利信…

蛍の光

戦前の女学生もの。桑野通子みたさに借り、桑野通子は頼りになる先生っぷりだったけれど、構成はちょっと甘っちょろい。高峰三枝子がピアノの上手な女学生役だったが、他の映画でも時々ピアノを弾いている姿をみかける。wikipedeiaによると「歌う映画スター…

「サルビア東京案内」に案内されて

こどもたちも自分も楽しめる東京ってどこだろうと考えさんざんいろんな本をみた挙句、サルビア東京案内作者: 木村衣有子,セキユリヲ出版社/メーカー: ピエブックス発売日: 2005/12/04メディア: ペーパーバック クリック: 22回この商品を含むブログ (7件) を…

館長庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技

今週の火曜、水曜(14,15)と渋谷PARCOの三谷文楽「其成心中」をみに大学生のこどもたちと上京。 前泊したので、東京都現代美術館の「特撮博物館」へ。 特撮をつくりあげた人たちの仕事ぶりを庵野秀明が丁寧に解説してくれるもの。展示物にそえられた「庵野の…

芝居道

長谷川一夫と古川緑波が組んでいるものは「男の花道」「家光と彦佐」(いずれも1941年)などをみてきた。1944年のこの映画もこの二人のコンビもの。息があっている気がした。まるで輪廻のように生まれ変わっては出会い続けている二人をみているよう…

聖おにいさん 1〜7

どうみてもブッダの方がかっこいいのでは・・梵天もすてき。東寺の梵天さんを思い浮かべながら読んでいる。聖☆おにいさん(7) (モーニング KC)作者: 中村光出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/10/21メディア: コミック購入: 15人 クリック: 714回この商品を…

きのう何食べた?6巻

気負わないであたりまえにご飯の仕度ができるかっこよさ・・読んでいて心が落ちつくいい作品。すぐマネしたいもの きゅうりのピリ辛漬け (豆板醤 ごま油で軽くいためる。しょうゆ大匙3、酢大匙1〜2、砂糖小匙1〜2、おろしにんにく少々を入れてきゅうり…

姉の結婚 1

ロマンチックだな〜。おしゃれで浮遊してるけれど結構ドキっとするようなところを描いているところ、なんか昔岩舘真理子さんの作品を読んで気持ちがいいなと思った時の気分と似ている。姉の結婚 1 (フラワーコミックスアルファ)作者: 西炯子出版社/メーカー:…

サウダーデ 1,2

サウダーデというのは国を離れた移民に捧げる曲のことらしい。まさにそういう状態の(といっても日本国内で故郷を離れている感じの)人々が交差する喫茶店サウダーデ。一見無愛想な登場人物に入り込みにくさを感じたが、それは日常生活でそういうタイプの人…

モモのこねこ

図書館の絵本コーナーにおいてあってふっと手に取ってみた。すごくさらっとした感じで捨て猫を拾った女の子の気持ちが描いてあるのだけど、これが家で猫を飼い始めた自分にはわかりすぎるほどわかる感じで、心があったかくなるやらわしづかみにされるやら・…

男の償ひ

「元気で行かうよ」がわりとよかったもので、同じ野村浩将監督のものをみてみたが。。えらいジェットコースタードラマ。「なんでそうなるんだ?」と思うようなイライラすることが続発。古めかしい。なんか佐分利信ってこういうはたからみて、「もうあんたが…