2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧

信長協奏曲6

森蘭丸と兄弟登場。寺町今出川上がるの阿弥陀寺(鎌餅の大黒屋さんのすぐそば)にあった三兄弟のお墓を思い出す。信長協奏曲 6 (ゲッサン少年サンデーコミックス)作者: 石井あゆみ出版社/メーカー: 小学館発売日: 2012/02/10メディア: コミック クリック: 7…

英国王のスピーチの真実

ジョージ6世の伝記映画。公式映像集という感じ。なんにも知らない自分にはおもしろいけれど、独立した作品というよりは映画のおまけみたいな感じも。こっちの方での新しい発見はエドワード6世のシンプソン夫人との結婚が英国庶民には結構支持されていたと…

英国王のスピーチ

最近ずっと古い日本映画をみていたので久しぶりに現代に作られた洋画をみると新鮮で楽しかった。セットなんかも完璧だし。コミックの「エマ」とか英国好きの人は絶対楽しめるだろうな。英国の階級社会表現がふんだんで。クラシック主体の音楽もよかった。外…

海月姫 9

今読んでいて一番幸せな気分になるコミック。政治家の息子たちをこんなに魅力的に描くなんて。若くて調子に乗って成功しているようにみえるものの苦悩をこんなに上手に表現するなんて。「ひまわりっ」も「海月姫」も「主に泣いてます」も読んでいてすっきり…

忘れられた子等

ビデオ屋さんのおすすめリストでは、先日見た「手をつなぐ子等」よりよい星がつけられていた。世間的には「手をつなぐ子等」の方が有名らしい。私も「手をつなぐ〜」の方がこどものキャラクターがそれぞれはっきりしていてみやすかったかな。。でもこちらの…

手をつなぐ子等

「放浪三昧」で、稲垣浩監督伊丹万作脚本のあたたかみのあるスマートさに感激し、その解説にもすすめてあったこの映画をみた。ありがたそうなタイトルに二の足踏んでいたのだけどありがたすぎて煙たい映画じゃ決してない。かわいらしくてすてきな映画。ちゃ…

どついたるねん

「この男、凶暴につき」と同じ年に作られ、ほとんどの賞をこの映画が持って行ったと書かれていたので大いに期待してみたけれど、赤井秀和はこのデビュー作より最近の作品の方が演技がうまくなっているなぁ。あと美川憲一はどうなんだろう。もっとマイナーな…

鞍馬天狗 黄金地獄

鞍馬天狗シリーズをみたのははじめてで、あの頭巾をかぶっていない時鞍馬天狗がほんとに市井にまぎれているところが自分の小さい時のヒーローものにも似た感じ?と思いながらみていたが、wikipediaによると、伊藤大輔監督版ならではのユニークな設定っぽい。…

ちはやふる 15

頂上を目指して負けたくないという気持ち、ちょっと受験勉強にも相通じるかもしれないけれどそういうのもいいな。 登場人物たちの潔さ、作者の末次由紀さん自身の人柄が出ているような・・アニメ版について描いているお話もすごくいい感じ。カバーにあとがき…

右門捕物帳六番手柄 〜仁念寺奇談〜

アラカンさんの語りおろしの本*1にアラカンさんの当たり役としてこのむっつり右門シリーズが出てきていたものでどれか見てみようと思っていた。ふや町映画タウンの店長大森氏によると、シリーズの中でこの作品は山中貞雄脚本で評判がいいかなとの話だったの…

放浪三昧

ビデオパッケージの佐藤忠男氏の解説によると伊丹万作脚本、稲垣浩監督のコンビの時代劇は英雄豪傑の礼賛か虚無的な反抗を謳っていたいた当時の時代劇に抒情と内省を持ち込んでひとつの時代を画したとあるのだけど、ほんとにその通り。主人公が剣豪なのに剣…

村の婦人学級、町の政治 べんきょうするお母さん

日本映画チャンネルで放映していた岩波のドキュメンタリー映画二本。「村の婦人学級」は羽田澄子初監督作品。日本映画監督協会のHPに羽田さんのこの映画についての随想あり。すごい農村部のお話、という感じだったけれど話言葉が関西風でどこの撮影かと思っ…