2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧

双調 平家物語 13

バランスの人、重盛・・惹かれるなぁ。大勝は負けに通じる・・双調 平家物語〈13〉治承の巻2 (中公文庫)作者: 橋本治出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2010/04メディア: 文庫この商品を含むブログ (3件) を見る

素浪人罷通る

この映画もスター俳優の存在感の凄さを感じた。阪東妻三郎が出てくると、場面が楽しくなる、沸き立つ。豪快な愛嬌。どうかしたとき松方弘樹に似ている、なんていったらバンツマファンに怒られるのかな。。 wikipediaでバンツマさんのページをみてみると、紹…

ダウンタウン物語

今更・・なんだけど、この映画見ずにここまできていて、ふや町映画タウンのおすすめリストに挙がっているからこの際みておこうとみてみた。ジョディ・フォスターがギャングの情婦役でこどもが演じるギャングものっていう話は知っていて、どこか本格的な映画…

その男、凶暴につき

素晴らしかった。松っちゃんのコントの暴力とかもう一つなじめない甘ちゃんの自分なので、バイオレンス系?とみるまで時間がかかったが、殴る蹴る、もみていて納得がいく感じで不快じゃない、むしろ爽快。たけしのコメディアンとしての間合いのとり方が生き…

秘密 10

なんか「外事警察」みたいな流れに。二重スパイものとかの味方を表面的に欺く、でもそれを伝えるわけにはいかないっていうシチュエーション、みているものだけが知っているひりひりするような感じで否が応でもドラマ性高まるなあ。。これってひとつの様式美…

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツオトナ帝国の逆襲

大学生の娘が友人に激すすめられて、一緒に見る。前にテレビでちらっとみただけかと思っていたら、昔の日記を見ていたらどうも前も全編ちゃんとみていたよう・・ 今回、ヒロシの走馬灯シーンでかなりジーンと。完全に自分と重ねてしまった! 主要人物「ケン…

暖流

ちょっと前にみた増村保造版暖流との対比を楽しむ。 増村版で左幸子が演じた、強烈な看護婦さんはこの吉村公三郎版では水戸光子という人が演じていて、なかなかの人気だったらしいが、確かにかなりニュアンスが違っていてけなげな感じになっている。対するお…

沓掛時次郎

パッケージの佐藤忠男さんの解説に、任侠もの股旅もののパターンを確立し、そのブームを引き起こした原点という風に書かれているが、うなずける。任侠ヒーローって女をかばう要素あってもストイックだもんな。沓掛時次郎 [VHS]発売日: 1991/01/25メディア: V…

珈琲時光

公開しているときまあまあの評判だったので見送っていたのだけど、侯孝賢が好きになってから侯孝賢好きの人にきいてみたらわりといい感じみたいだったし、有名な神田の喫茶店エリカが出てくるということで興味があったのでみてみた。 小津安二郎生誕100周…

毎日かあさん 7・8

サイバラさんの作品は字を読むのが大変でとっかかるまで時間がかかったけれど読み始めたら日常のこと・・たとえば、片一方づつになった靴下のエトセトラからはじまって、子供の自主性に任せた野球チームの崩壊、息子の反抗期(といっても家族の行事に無気力…

人生画力対決 4

ヤマザキマリさんとサイバラさんはなんか似ているところがあるみたいだな。寺田克也さん名前をみたことがある程度なんだけど、凄い表現力だ。石塚真一さんや浅野いにおさん、私が知らないだけで有名なんだろうな・・ただ描いて並べているのでなく秀逸なつっ…

7人のシェイクスピア 6

行動をともにしている3人の男たちの中で一番精神性が高い感じがしたミルのことがこの巻で説明がつく。「桃太郎」や「八犬伝」のように集まってくるメンバー。物語の基本か。。そういえば「七人の侍」的ところも・・タイトルも関係している?これから人数増え…

きのう何食べた?5

ちゃちゃっと経済的にお料理作れるってなんてかっこいいんだ!トマトのみそ汁作ってみたい。あとちくわの冷凍もしましょう!この巻で話がでてくる「風と木の詩」、今度読もうかな?きのう何食べた?(5) (モーニング KC)作者: よしながふみ出版社/メーカー: 講…

乙嫁語り 3

途中市場で出てくるお料理がすごく具体的で・・ここで再現されている。ハミ瓜というものが気になったが、こういうものらしい。随所に作者の森薫さんの凝り性ぶりがあふれている。乙嫁語り(3) (ビームコミックス)作者: 森薫出版社/メーカー: エンターブレイン…

テルマエ・ロマエ Ⅳ

今まで日本でのエピソードが一話完結だったのが、この巻からひとつの大きなストーリーになっている。loveの要素がでてくるとイヤになってしまう作品も多い中、応援したくなるこの描き方の妙!日本の旅館での仕事のディテール、私の目にも美しくうつる。テル…

猫とあほんだら

若いころ身辺がざわざわしているときに同僚からすすめられたのは紀行ものなどの説明文的な書物。感情をわしづかみにはされたくないが、心の安定も求めている・・かといって、安易ないい話はききたくない・・そんなときにちょうどいい。この本もちょっとそう…