2011-03-01から1ヶ月間の記事一覧

テルマエ・ロマエ 2

1巻を読んだ時の驚きはなかったが、あくまでもまじめにやっているからこそのおもしろさ。絵のすばらしさもあいまって。よくわかってらっしゃる。ローマ史にちょい興味持つ。テルマエ・ロマエ II (ビームコミックス)作者: ヤマザキマリ出版社/メーカー: エン…

東京ふつうの喫茶店

東京ふつうの喫茶店作者: 泉麻人出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2010/05/26メディア: 単行本 クリック: 13回この商品を含むブログ (7件) を見るなんだか落ち着く。泉さんのいつもの観察者としての対象への独特の距離感と、でもだからといって冷やかな視点で…

テルマエ・ロマエ 1

かねがね評判はきいていたけれどこんな話とは・・かっこいいローマ彫刻のような表紙に圧倒されこれだけ笑いの多いストーリーとは思わなかった。(実はあの姿だからこそ・・のおもしろさなんだけど・・)それでいてローマの歴史にも興味を持たしてくれるすば…

人妻椿

いかがわしい疑いをかけられそうなタイトルなんだけど、昭和11年作品、貞節、安心。かなり通俗的。何度かリメイクされているみたいだから有名な作品なんだろうな。。このタイトルをはじめてみた時連想したのは丸尾末広の「少女椿」だったけれど、こっちは…

恋恋風塵

タイトルに「恋」って文字が二つも並んでいてすごい恋愛ものだったら苦手なんだが。。と思いながらみたところ、あくまでも「風塵」。60年代終わりごろの台湾の10代のけなげなおはなし。風のようにあわあわとした。。松本の古い街並みのような景色や候監…

三国志 24

テーマは南蛮の反乱の平定ということで首謀者が得心して降参するまでとらえた首謀者を何度もリリースする話がでてくるのだけど、首謀者を捕えるまでの味方の軍が払った犠牲が気になるとそういう処理ってどうしてもできなくなりそう。。いろんな人の都合を考…

放課後の国

学校に行っていた頃「好きな人同士で班」っていうのえらく緊張したものだった。そんな気持ちの人間に同志的気分を抱かせるストーリー。科目別に章立てされていて一話一話その科目を代表する高校生が出てくる楽しいオムニバス趣向。絵も透明感があっていい。…

炎上する君

西さんの作る物語はガチガチの常識をするっと越えさせてくれ、視界を広げてくれる。 お飾りの妻の物語「トロフィーワイフ」と「ある風船の落下」が好き。 「トロフィーワイフ」の中の色彩の美しさだけで蚕豆のペーストとゆで卵の胚芽パンサンドイッチを作る…

主に泣いてます 2・3

「ひまわりっ」の時も思ったけれど、1巻より2巻のほうがおもしろくなっている。あ、作者は違うけれど「ピューっと吹く!ジャガー」も巻を追うごとにおもしろくなっていったし、そういうじりじり伸びていく系統コミックって結構多いのかな。。最初ガツんとき…

たてつく二人

夜寝る前や仕事の休憩時間に読むのにぴったり。なんか軽い病気の時寝床できいて楽しめるラジオ番組テイスト。 新宿シアタートップス閉館の時の東京サンシャインボーイズの記念公演、wowowでみたとき、三谷さんの出番ちょっとあれ?って思ったのだけどご本人…

ピナ・バウシュの世界

シャンタル・アッケルマンという監督がピナ・バウシュの舞台製作の模様を撮ったもの。 アルモドバル監督の「トーク・トゥー・ハー」にピナ・バウシュの姿はうつっていて、そこが高く評価されたりしているのだけど、これをみて、あの映画のテーマとピナ・バウ…

スターダスト

ニール・ジョーダンはストーリーにぐっと人を惹きつける力があるなあ。少々やさぐれていても自分の日々をちゃんと生きる人が出てきて。。驚きがあって。。高みの見物的ではなくて、寄り添うような視点。。アメリカで撮られたものよりイギリスで撮られた彼の…

星降る夜のリストランテ

エットレー・スコラ監督得意の群像劇。安定した感じで、名人の落語をきいているようなゆったりした気分で鑑賞。星降る夜のリストランテ【字幕版】 [VHS]出版社/メーカー: アミューズ・ビデオ発売日: 2001/09/21メディア: VHSこの商品を含むブログ (1件) を見…

尾道へ

いつか行ってみたいと長い間思っていた尾道へ。急に決まったため、尾道のどこに行きたいという具体性のないまま出発。 の、わりに、つくなり、 何やらドラマにでてきそうな港町らしいホテルの風情や新鮮なお刺身、やわらかいあなごのかばやきなど大いに楽し…