2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧

転々

親しい友人何人かにすすめてもらったけれど、ほんとに好みの感じ。よくわかっていただいている、とそのこともうれしかった。くさくさした気分の時にみたのだけど、くすくす笑っているうちに平常心がみなぎってきた。映画の力ってすごい。洋服の宣伝とは一味…

THE GREEN

この記事中のモーニングは食べログによると2010年秋現在はやってない模様。P-のりさんがボードで 本をじっくり読めるカフェ(喫茶)ってなかなか貴重ですよね。ぽんさんご推薦のアノニマやフランジパニは、我が家に書斎のない(居場所もない?…苦笑)P−のり…

鞍馬口あたり

windshipさんがボードで 今朝も、ハヨから自転車でふらふらしてきたのですが(歩く元気はなくて・・)「スガマチ食堂」の西にもいくつか気になるお店があるのに初めて気がつきました。東には茶洛とかサラサとかありますものね。 気持ちのいいパン屋さんの「…

[本]ブンブン堂のグレちゃん

グレゴリさんの作品の、あけっぴろげておもしろいだけでなく、なんか基本的な教養、趣味のよさの原点はここにあったんだとよくわかる本。個人的にはこのあいだみて大好きになった田宮二郎の「犬」シリーズのことも出てきてとてもうれしい!古本屋さんの仕事…

小津ごのみ

小津映画のいいところだけでなく、ときどき出てくる「あれ?」って思うようなポイントについても書いてあって楽しめる本。中野さんの趣味、感じ方ってほんといつも共感できる、と感心しつつ読んだのだけど、よく考えたら、このあいだ「市川崑物語」で、岩井俊…

温泉主義

温泉ぎらいだったはずの横尾さんがあちこちの温泉にいく記録。なんともおもしろい語り口。決して読者をおいてけぼりにしない。そして、行った場所でおこったこと、頭に浮かんだことをもとにつくられたポスターのかっこいいこと!温泉主義作者: 横尾忠則出版…

クラッシュ

なんかDVDの表紙がもうひとつ・・もっとクールに話がすすんで結末としてそれらがいろんな形になっていくのになぁ。。windshipさんにきっと好みだと思うとすすめられたが、本当にその通り。よくわかってらっしゃる!「マグノリア」やロバート・アルトマンの映画…

アートスクール・コンフィデンシャル

テリー・ツワイゴフの作品なんでもうちょっとひねくれているかと思ったけれど、割合直球っぽい、美術学校が舞台の青春ものだった。監督らしいひねりも少しあったけれど、どっちかというとインディーズ方向へのひねりというよりは娯楽映画方向へのひねりみた…

ステート・オブ・グレイス

あまり一般的に名前をきかない感じの映画だけど、すごくタイトにまとまっていて実力派の映画という感じ。ショーン・ペンはこういう役の方がコワすぎなくていいな。。ゲイリー・オールドマンも鉄砲玉みたいだけど表情が無垢だったりしてなんとも憎めないって…

西陣心中

京都に住んでいるもので京都の地名がタイトルに入っているものには目がない。映画のつくられた77年当時の京都駅、今よりはまだ歯抜け状態になっていない西陣の町並みなど大変楽しめるし、京都の言葉の使い方もこなれていて京都を味わえる。話の展開は、な…

金城一紀 映画篇

映画のタイトル(「太陽がいっぱい」「ドラゴン怒りの鉄拳」「恋のためらい/フランキーとジョニーもしくはトゥルー・ロマンス」「ペイルライダー」「愛の泉」)がついている5つの短編集。 タイトルに使われていない映画のはなしもいっぱいちりばめられてい…

イカとクジラ

「ライフ・アクアティック」の脚本家が監督とのことだが、「ライフ〜」よりずっとまっすぐに描きたいことが伝わってきて、こっちの方がわかりやすい。自分の問題としてみることができた。イカとクジラ [DVD]出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテイ…

ボンボン

以前ウルグアイの映画「ウィスキー」に期待しすぎてちょっとピントがぼけてたな。。っていう感想をもってしまった自分は、同じく南米のこの映画もいい感じそうではあるけれどメリハリがなかったらどうしよう。。という思いをもってしまったが、杞憂であった。…

県警対組織暴力

警察と暴力団の関係を描くわたしの日常とはかけ離れた男っぽいストーリーだがさすが名作!ちっとも飽きさせない。わたしが物心ついた時には松方弘樹は「元気が出るテレビ」で部長とかいわれてたり、金子信雄はお料理番組やってたり山城新伍はご意見番、梅宮…

市川雷蔵

市川崑監督作品で市川雷蔵主演の「破戒」がよかった、とボードでつぶやいたところsumiちゃんが 雷蔵は一時期すごく好きで、雷蔵特集を見に、みなみ会館や高槻の松竹とかまで行ってました。でも「破戒」はまだ見てないんです。残念・・・。彼はニヒルな役しか…

暴れ犬

田宮二郎が軽妙でかっこいい!黒×赤の衣装もいい!芦屋小雁が若くてかわいらしい。草笛光子の髪型やファッション、今でもそのまま通用する感じ。暴れ犬 [VHS]出版社/メーカー: 大映発売日: 1999/09/10メディア: VHSこの商品を含むブログ (2件) を見る

紀子の食卓

園子温監督は最近では「時効警察」とかも手掛けているので、かなりナチュラル寄りになってきたのかな?と思いきや、やっぱりかなりの前衛というか、実験映画っぽさというか。家族の危機をテーマにしたこの映画、R-15指定しておいてもらってよかった。うっかり…

ハッピーフィート

信頼おける映画好きさんがほめておられたが、本当に大人の鑑賞に耐えうるとても楽しい映画だった!70年代にはやったスティービー・ワンダー、クィーン、EW&Fなどの楽曲がうまく使われていて、その頃の洋楽が懐かしいものにはたまらないし、ブラックミュー…

スーダラ節 わかっちゃいるけどやめられねえ

今まで自分がみてきた東宝で作られたクレイジーキャッツの映画に先駆けて大映で作られた映画とのことで、クレイジーキャッツの面々は少しだけしか出てこず、川口浩と川崎敬三が中心の映画になっている。ストーリーは、軽いタッチ。クレイジーキャッツが出ず…

風の歌を聴け

以前原作を読んだのは確かなのだけど、この作品、1980年代に一度みてるんだろうか?巻上公一の曲にあわせた映画内映画のシーンとかにデジャブ感があった。ただ原作に出てこない神戸まつりのエピソードとかは村上春樹の作品にしてはやけに生々しい感じが…