2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

高山なおみさんののんびり作るおいしい料理

「のんびり作る」だから時間のかかる料理が多いのだけど、それだけにとてもおいしい!この中に載っていた梅じょうゆというのを昨年の梅の季節につくったのだけど、半年寝かせるということで、やっと昨日活用できた。阿呆みたいに、梅酒をつけるくらいの量の…

訃報 黒猫堂さん

すごく気づくのが遅くなってしまったのだけど、鳩居堂近くですごくセンスのいいブックショップ&カフェを営んでおられて、これからがんがん行きたいな、と思っていた黒猫堂さんのオーナーが1月に急逝されていたことを密偵おまささんの日記で先日知る。その話…

犬神家の一族

みんながほめるし、きまっている70年代の犬神家。あえてリメイクされる監督のお気持ちは?というドキドキ感いっぱいで鑑賞。前作よりテンポがいいなって思う部分と、それが欠点になってどろどろ度が低いな、って思う部分と。富司純子の役は、彼女がすると…

スローなブギにしてくれ

80年代のものって中途半端に古くて近くて、なんで今これをみるのか?って感じなんだけど、なんとなく去年から藤田敏八ブームが自分の中で起きていて、wowowで放映されていたこの映画もエアチェックしてみてしまった。映画が公開当時すごくサントラもはやっ…

日本一の色男

「クレイジーの・・」というタイトルがついたものにくらべて、植木等以外のメンバーの出番がすくないように思う。とにかく調子のいい和製ミュージカル。「色男」ってタイトルだけど、家でみてもじもじするような場面がほんとんど皆無なのはありがたい。ちょ…

社長洋行記・続社長洋行記

これは続編までみないと話がしりきれとんぼであり、二個一のおはなしだ。みはじめは、なんか一昔前のサラリーマン雑誌のつやっぽい笑い話を読んでいるようなノリもあり、ちょいとなじめなかったのだけど、途中フランキー堺があやしい香港ガイドとして出てき…

マリー・アントワネット

砂糖菓子みたいなきれいなものが大好きな女の子の物語として描かれていて、とても普遍的でテンポもよく楽しかった。音楽もロックとか使っているし、キルスティン・ダンストのちょっと素朴な感じにもみえる顔立ちがこの物語のアントワネットにぴったり。なん…

日本残侠伝

増村監督の「曽根崎心中」と続けてみて*1、「今日は梶芽衣子Day?」と思ったのだけど、こちらは梶さんの出番は少なかった。長門裕之、津川雅彦の兄弟が出ていたが、今現在のお二人の役のイメージとは反対で、長門さんの方がずっとかっこいい役。(いろいろ読ん…

[映画]穴

日本映画専門チャンネルで市川崑特集をしているのを連日みている。しかし「満員電車」だとかこの映画だとかはちゃめちゃなのが続くとちょっとみるのに労力が要ったりする。なんかこの映画もかなり無理な展開なんだけど、京マチ子の七変化が魅力かな。。特に…

おこしやす

京都の老舗旅館、柊家で60年間仲居さんをつとめられた田口八重さんの手記。苦手だなと思った相手の対処方法は相手のよいところをみつけること、ということばはとても知恵があると思う。政治家、作家、俳優など世間的に露出の多い人々がたくさん泊まりに来…

もう頬づえはつかない

学生時代に原作だけは読んでいたけれど、年代が重なるだけにえらい身近で、当時はそれだけに複雑な気分でちょっとつきはなしてみていたりもしたけれど、今、自分の娘が高二という近い年齢になってからだと、全面的に桃井かおりの演じている役に入れ込んでみ…

トッポ・ジージョのボタン戦争

トッポ・ジージョはすごくなつかしく、肌の色とか水色のボーダーシャツとかはものすごく可愛いので楽しめるのだけど、おはなしは核戦争のボタンをめぐるアクション×フランスの名作映画へのオマージュみたいなつくりになっていて、映画になったがゆえにスケー…

満員電車

「あなたと私の合言葉 さようなら、今日は」をみたとき*1、若尾文子のロボットのようなしゃべり方はどういうことかな?と思っていたのだけど、この映画で川口浩をはじめ出てくるいろいろな登場人物がクールに理屈攻めでしゃべるのをきいて、そういうのがどう…

ホルモー六景

「鴨川ホルモー」の続編なので、やはり前のを読んでいないとおもしろさは半減だろうな。。。という感じで、この本をおいておいたら、キャッチーな表紙のせいか、ちら見している中学生の息子のために自分は図書館で読了した*1「鴨川ホルモー」の方も買ってし…

[映画]蛇イチゴ

すごくおもしろかった。「ゆれる」にも受け継がれるような家族それぞれの思惑とか、人間の生活のよしあしって何だろう?とか。。いろんなものを提示してくれる映画。家族の崩壊をシニカルに描く、みたいな広告をみたが、「崩壊」なんていう特別なシチュエー…

劇場版どうぶつの森

どうぶつの森のゲームをしたことのある人なら結構楽しめると思う。あのテーマソングとかなつかしくなって久しぶりに起動させたくなってしまった。どうぶつの森 [DVD]出版社/メーカー: バップ発売日: 2007/07/25メディア: DVD クリック: 47回この商品を含むブ…

地獄の観光船

2003年の暮に銀閣寺の隠れ家的古本のお店迷子で購入したもの。77年から81年までキネマ旬報に連載しておられたコラムをまとめたもので、1981年に出版されたけれど、装丁に70年代的な空気も感じて装丁ごと好きな本。(写真がパラフィン紙ごしでわかりにくく…

今宵、フィッツジェラルド劇場で

ロバート・アルトマンのこの世へのさよならメッセージともとれるような作品だった。それが押しつけがましくなく、いつものシニカルなユーモアにつつまれてとてもよろしい!カントリーのラジオ番組を収録している劇場の最後の日の物語ということで、司会者*1…

雪の出勤〜元田中weekenders

この冬一番の寒さとかで、京都市北部にある職場にたどり着くだけでびしょびしょに。。。悪天候の中来てくださったお客さんと少し雑談。なかなかの食通らしく、注目している店を教えてもらう。忘れないうちにメモ。祇園さゝ木。上賀茂の秋山←ひょっとして違う…

さくらん

あんまり期待してみはじめなかったし、はじめ土屋アンナの様子などあり得ない気がしたりもしたんだけど、それも、考証とかなんとかそんなの関係なしに蜷川実花の美の世界をみさせてもらっているんだな、って思うと、なんてガーリー満開で楽しいの!っていう…

内藤ルネ自伝 すべてを失くして

この本を読んでいると、映画「メゾン・ド・ヒミコ」のことをすごく思いだした。終生きれいなものをずっと愛し続け夢を見続けておられる感じが。本当にご自分のたどってこられた道をよくここまで語られたなぁと思うような本だった。若い時のお仲間四谷婦人会…

本家西尾八ツ橋 あんなま 塩

京都の名菓八ツ橋のメーカーは数々あるけれど、オーソドックスなシナモンクッキーあるいは甘口のかたやきせんべいのような八ツ橋や生八ツ橋には店による差異をもうひとつ理解できない自分なんですが、前にKW登録したチョコレート八ツ橋もこちらの商品だった…

プラダを着た悪魔

メリル・ストリープは見事なもんだし、主人公のアン・ハサウェイもかわいい、でもって、アンを会社で味方する男性もすごいわたし好みなんだけど。。なんか物足りない。。ちょっと薄っぺらいかな。。 原作は「ヴォーグ」編集部での体験を踏まえて書いた小説とい…

節分

節分の話題からP-のりさんがボードで 節分のサイト拝見したら、こんなにも沢山の寺社で祭礼があるんですねぇ。驚きました。 節分はここ数年は毎年吉田神社の火炉祭には顔を出してました。あの豪快な火炊き!感動ですねー! それと去年は千本閻魔堂の「こんに…

PLUTO 5 

このお話のもとになった「地上最大のロボット」は、BSのアトム特集の時にみて、いろいろなロボットの個性がおもしろいな、と思っていた。このコミックの方は、テレビでオリジナルをみたときよりシリアスな印象だが、トーナメントに破れていった各国のロボッ…

ゆれる

ノベライズ本の方を先に読んでいて*1だいたいのストーリーは知っていたのだけど、決してあきることなく最後まで凝視できた。本を読んだとき受けた感じよりもっとあたたかくまとまっているような気もした。最近は古い映画をみることの多い私だけど、こういう…

クレージー作戦 先手必勝

喧嘩の仲裁でもうける、という話は中山安兵衛などのストーリーにもでてきたけれど、古典的なちょっと情けない糊口のしのぎ方の定番なんだろうか?いくつかクレージーキャッツの映画をみていると、ストーリーはそれぞれ違えど、調子のいい社長的存在の植木等…

内藤ルネさんの展覧会

JR京都伊勢丹で開催されいてる内藤ルネさんの展覧会に行く。ルネさんに思い出のある乙女ごころのある女性がいっぱい来てすごく熱心にみておられ、年齢を超えた女学校みたいなかわいい雰囲気になりとても楽しかった。1963年生まれの私にはパンダの陶器…

内藤ルネさんの展覧会

JR京都伊勢丹で開催されいてる内藤ルネさんの展覧会に行く。ルネさんに思い出のある乙女ごころのある女性がいっぱい来てすごく熱心にみておられ、年齢を超えた女学校みたいなかわいい雰囲気になりとても楽しかった。1963年生まれの私にはパンダの陶器…