2007-09-01から1ヶ月間の記事一覧

野良猫ロックシリーズ3〜5

また浴びるようにwowowから録画した野良猫ロックシリーズを観る。やっぱり私は藤田敏八監督のものの方がアクションアクションしてなくて好きだな。。ヒッピーのユートピアみたいなものがでてきて。。野良猫ロックの公式ページはこちら。第三作目の「野良猫ロ…

女番長 野良猫ロック、野良猫ロック ワイルド・ジャンボ

昨日の深夜からwowowで「野良猫ロック バッキャロー☆ナイト」っていうのを特集している。昨日の晩やっていた二作をみた。出てくる俳優は重なれど設定はかえてある。二つみたうちでは藤田敏八監督の「ワイルド・ジャンボ」の方がものすごく好みだった。(「女…

さらば冬のかもめ

70年代のアメリカ映画がすごくみたくなって、以前友人が話していたこの映画をみてみる。 ジャック・ニコルソンが、微罪で刑務所に送られる若き兵隊を護送する任務をおおせつかっている水兵でずいぶんやんちゃ。同僚の黒人水兵のとまどいがよくわかる。全編…

フェリーニ 大いなる嘘つき

フェリーニは大好きな友人やウディ・アレンが敬愛している監督、という認識だけであまりたくさんみてないのだけど、紹介されている彼の作品の美術などのイメージがすごくかっこよく、またみた人が人生を生きやすくするために映画を撮る、というような発言に…

歌行燈

戦時中の映画ということで映画会社の名前が出る部分から戦時色が強かったけれど、そのご時世にあえて成瀬監督は時局とは関係のない明治時代の芸道ものを撮ったという風にNHKの解説でいっていた。泉鏡花原作ということでなんとなく難解なのではないかと思って…

熱海五郎一座 狼少女TOH

みるともなしにwowowをつけたら熱海五郎一座の公演をしていて、みはじめたらおもしろくてのめりこんでしまう。熱海五郎一座っていうのは東京の軽演劇の火を消さないでおこうと伊東四朗さんが結成した伊東四朗一座というのがあって、伊東さんがでられないとき…

私の梅原龍三郎

Makiさんが、何冊か高峰秀子の本を読まれ、とりまく人間関係なども楽しいと教えて下さったうちの一冊。梅原龍三郎画伯の絵は割合好きだけどはじめは特に関心のなかった私でも入り込める楽しさ。川本三郎さんの解説にあるけれど、人間が誰しも通らなければな…

週末ジャパンツアー

上述の「京都のおさんぽ」の口調が気になったのも、この杉浦さんの本のはしばしに愛があふれているからかもしれない。渋い好みをかわいくも甘すぎない絵と独自の視点に満ちた文章で表現されなにやら妙にキュートな味のある日本のあちらこちらを重すぎず楽し…

京都のおさんぽ

表紙の写真に使われている亀仙工房はこのあいだ週末にぶらっと歩いていてみつけた場所だし、紹介している場所も自分のお気に入りと重なっているし、おなじみの場所の写真をみるのは楽しいんだけど、なんか全体的にかっこつけて紹介して「これでどうだ」って…

三文役者のニッポンひとり旅

旧遊郭を殿山泰司さんがたずねるということで、ネットで注文したのだけど、現物をはじめてみたときは、男性週刊誌の風俗欄みたいなタッチで、これは女の読むものじゃなかったか。。などと思い、しばらく置いていた。最近自分の中で70年代検証ブームみたい…

濹東綺譚

父がBSなどから録りだめしたビデオ棚から制作年度も確かめずに借りてきてみて、勝手に昔の映画だと思い込んでいたもので、明るい色彩に驚いてしまう。永井荷風の最晩年の話をよくきいていたもので、最初の方とかその話よりずっとぱりっとしていて驚いたのだ…

欲望という名の女優 太地喜和子

存在感のある演技そしてショッキングな死、太地さんは自分の心にがっちりと残像をおとしている人で、その死から15年たった今もビビッドな印象の女優さんだ。図書館でこの本をみかけ手に取ったところ、週刊ブックレビューの司会でおなじみの長田渚左さんが…

西遊記

sumikoさんが掲示板で この夏は「西遊記」を映画館で観ました。 特に期待はなかったし、強いて香取慎吾のファンというわけでもないですが、香取くんって華がありますね。パワーというか、人を火付ける魅力みたいなものを感じました。 CGはあまり好きじゃな…