2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧
ものすごくよかった!完全に主人公たちの気分にのめりこみ一緒にひとときを愉しんだ。不安を抱えて雄雄しく生きろ!って感じでいいなぁ。深刻なんだけどなんともいえないあたたかなおかしみが底調をなしていて。この人のほかの作品も読みたくなった。イラスト…
独身時代に会社に行っていたときの気持ちがよみがえる!毒もあるのに(それを表現しているからこそ)あたたかい世界。気持ちがいい!おいピータン!!(1)[改訂版] (ワイドKC Kiss)作者: 伊藤理佐出版社/メーカー: 講談社発売日: 2003/03/11メディア: コミック…
クラシックものコミックを2冊読んだ。のだめにくらべたら、マエストロはめちゃくちゃ泥臭い。でもその泥臭さにがっちり感動する。のだめもこの巻は出てくる人たちがちょい逆境気味でシリアスな部分もあり順風のときよりやっぱり読む楽しみがある。のだめカ…
この本のうしろの著者の紹介のところに「すらりとすました独特のですます調」ってあるのだけど、本当にこれが酒井さんの文章の特徴で、なんだかいつも落ち着いてさめているような印象もはじめはもつし、あつくなりすぎのこちらを見下げているのでは。。とい…
プラハの春の頃のおはなしで、恋がしたくってたまらない高校の子たちのようすが、なんか自分の娘と年齢が重なってどきどきしつつもかわいらしいなーってでも、やっぱりどぎまぎするなーなんてみていたのだけど、最後は政治的なことにまきこまれ・・それまで…
6つある短編のうち5つが40代の元気なシングル志津子の物語。1つは不倫現場に乗り込む主婦のはなし。(でも、全然どろどろしていない)どれもおもしろく読めるのだけど、やっぱり自分に近い立場の話が興味深く、志津子のシリーズの方でも、志津子と対照…
小津監督のサイレント作品って、本当に「モダン」を感じる。合間にはさまれるちょっとした絵なんかも味があってすてきだし、タイトルはシリアスでもこれも「落第はしたけれど」でもカフェの女の子と学生さんとのやりとりとか展開だとかなんかも青春もの、っ…
NHKが今、認知症になっても安心して暮らせる社会をめざす認知症キャンペーンをやっているけれど、(http://www.nhk.or.jp/heart-net/ninchishou/)こういうのっていい取り組みだと思う。やたらおそれるのでなく、きっちりできることを知ること。この本も読む…
タイトルからしてフィクションがかかれているに違いない、って感じの本で、はじめはなんかおちょくられてでもいるようなとっつきにくさまで感じたのだけど、読んでいるうちに慣れてきて、町田さんの世界を楽しめた。固有名詞や詳細はともかく真実もちゃんと…