2006-04-01から1ヶ月間の記事一覧

アビエイター

アビエイター(字幕版) 発売日: 2016/01/25 メディア: Prime Video 基本的にいかにもの大作に触手が動かないたちなんだけど、これはものすごくよかった!マーティン・スコセッシ監督って主人公の弱点の描き方がうまいし、思いっきり苦悩が伝わってくるのだけ…

中山安兵衛〜「高田馬場」より

三谷幸喜のPARCO歌舞伎「決闘高田馬場」をみて、かっこよさにうっとりし、もともと有名な話とのことなのでビデオを探してみて観てみた。忠臣蔵の堀部安兵衛の若い頃の話なんだけど、決闘に至った経緯などは話が省略されているのは昔の日本人にとっては有名な話…

鉄槌

鉄槌! (角川文庫)作者: いしかわじゅん出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2003/10メディア: 文庫 クリック: 17回この商品を含むブログ (11件) を見るこの本の中に「わかりやすい日本語を書くこと」という話が出てくるのだけどいしかわじゅん氏はその能力がとて…

名探偵登場

タイトルから想像するような普通の推理モノじゃなく、推理モノのパロディーって感じ。 冒頭、スーツケースがヴィクトリア調のドールハウスみたいになって登場人物の紙人形が動く感じとかものすごくかっこいいし音楽もいい! 品があっておかしくて三谷さんの…

「いろんな気持ちが本当の気持ち」

いろんな気持ちが本当の気持ち作者: 長嶋有出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2005/07/26メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 3人 クリック: 13回この商品を含むブログ (86件) を見る枡野浩一さんの「あるきかたがただしくない」の最後に対談ゲストとして招…

プロデューサーズ

プロデューサーズ [DVD]出版社/メーカー: パイオニアLDC発売日: 2000/05/26メディア: DVD購入: 1人 クリック: 11回この商品を含むブログ (20件) を見る今公開中の映画「プロデューサーズ」のオリジナル版のはなしが、三谷幸喜さんの朝日新聞連載のコラムにちら…

「小説以外」

小説以外作者: 恩田陸出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/04/27メディア: 単行本 クリック: 4回この商品を含むブログ (94件) を見るコミック以外ではちょっと前に恩田陸さんの「小説以外」を読む。恩田さんってほんとに本好きの人が作家になった、って感じだ…

PLUTO 3巻

PLUTO (3) (ビッグコミック)作者: 浦沢直樹,手塚治虫,長崎尚志出版社/メーカー: 小学館発売日: 2006/03/30メディア: コミック購入: 3人 クリック: 51回この商品を含むブログ (423件) を見るそれともうひとつ読んだのが「PLUTO」の3巻。浦沢直樹さんのコミック…

社長DEジャンケン隊2巻

社長DEジャンケン隊 2 (2) (ビッグコミックススペシャル)作者: 現代洋子出版社/メーカー: 小学館発売日: 2006/03/30メディア: コミックこの商品を含むブログ (12件) を見る「社長DEジャンケン隊」の2巻も読了。「お仕事ルポ」という分野が大好きな私には楽しい…

フラワー・オブ・ライフ3巻

フラワー・オブ・ライフ (3) (ウィングス・コミックス)作者: よしながふみ出版社/メーカー: 新書館発売日: 2006/04/01メディア: コミック購入: 7人 クリック: 18回この商品を含むブログ (215件) を見るshionoさんがはてなの4/18の日記に「フラワー・オブ・ラ…

コーラス

コーラス メモリアル・エディション [DVD]出版社/メーカー: 角川ヘラルド・ピクチャーズ発売日: 2005/12/22メディア: DVD購入: 3人 クリック: 30回この商品を含むブログ (143件) を見る「コーラス」を観た。予告編で、ウィーン少年合唱団みたいな話かなと思っ…

はてなはじめ

あっちこっち登録しすぎでどれも更新が滞っている私。もう登録はこれくらいに・・ってわかっていたはずなのに、いつも気になっているはてなの日記とつながっていきたくなって登録。徐々に整理していくつもり。。だけど、整理って人生全般において苦手な自分…

対岸の彼女

公園デビューの憂鬱的なことから話がはじまっていて、身につまされすぎたらどうしよう・・と思いながら読み始めたのだけど、すべてに適度でしんどくなりすぎない。ところどころ、この話はここまでしか書いていないの?と思うところもあったけれど、長大すぎ…

クワイエットルームにようこそ

タイトルのクワイエットルームというのは精神病院の中の隔離部屋。そしてここに書かれているお話はかけ離れた世界の話でなく、自分の地面とつながっている世界の話だ。松尾さんの作品はものすごい厳しい現実が平気で描かれていてそれをみつめることをしない…

メディア異人列伝

現代日本で話題の人々、それぞれの世界でいろいろな形で目だっている人々をインタビューし、まとめたもの。ものを書く仕事の人は同じ永江氏の「批評の事情」とメンバーが重なったりもしているけれど、「批評の事情」の方が書いた作品にウェイトを置いて書か…

オヤジの穴

ロッキングオン社から出ている本っておもしろいなと思うことが多い。程よくひねくれていて程よくかっこよくておもしろい!この本も同社の「SIGHT」に連載していたものをまとめたもの。最近は落ち着いた仕事が多かった泉さんだけど、こういう「今はやっ…

カルプス・アルピス

普段の野ばらさんのタッチよりちょっと間口が広く大人っぽいような印象をもつ本。長いあとがきを最後に読んで野ばらさんの別の作品「ツインズ」のことも思い出したし野ばらさんの魂の中核となるようなことを表現した本ではないかなと思った。小説の展開は飛…

厄年の街

SPA連載の、松尾さんの身辺記録、毎回楽しみにしているのだけど、どういうわけか今回はじめはとっつきにくかった。表紙がまがまがしい迫力に満ちていたからか?途中からは、松尾さんをとりまくトラブルの数々に年代が近いゆえの共感をおぼえ、深刻すぎて…

Land Land Land 旅するA to Z

著者の岡尾さんがカウリスマキの映画パンフに載せておられたコラムがおもしろくて、興味をもちはじめ、この本を読んでみた。旅の思い出を、ご自分で撮られたという感じの写真とコメントで頭文字A〜Zまでの項目にわけて綴られた本。あったかくてかわいらし…

祇園小石のさくら飴

飴って無難なおくりものみたいに思われがちですが、何年か前のさくらの季節に祇園小石のさくら飴をいただいた時はびっくりしました。 塩漬け桜の味がして、まるで桜湯をいただいているような気分になるんです。あんな味の飴は本当にはじめて。 祇園の本店で…