2005-05-01から1ヶ月間の記事一覧
ウディ・アレンの映画は、公開されたら必ず行くようにしたい私。おしゃれなインテリの屁理屈って本当に大好きで。。 今回も「オスカーもとったことのある、だけど落ち目の、自己主張の激しい、甘えん坊の監督」という、みるひとにウディ・アレン自身を想像さ…
予告で「禁断の秘密」とかいう文字が躍っていて、重苦しかったら困るな、と思いながらアルモドバル監督×ガエル・ガルシア・ベルナルなら行かなければ。。とみにいった。これは倫理を問うたり、権威に挑戦したりという種類の映画でなく、ガエルと競演したもう…
「あにいもうと」というほんわかしたタイトルや、原作が室生犀星ということで室生犀星のことを知りもしないのに、情感あふれる、ありがたいような話かな、と思っていたら、なかなかどうして、テンポがよくて、ほんとのことは口にしないような、昔の大人な日…
マーティン・スコセッシ監督の長編デビュー作。 60年代らしい音楽×映像などは楽しめた。 とにかくもうハーベイ・カイテルの若いこと若いこと。監督の分身として出てくるのだけど彼が演じている人物像はほんとこちらが恥ずかしくなるほどの青々しさだった。…
ライブとかテレビでみてもあまり魅力を感じないのでどんなものか、と迷ったのだけど、アキ・カウリスマキのものを一通りみておきたいからみてみたら、なかなかおもしろかった! 特におまけではいっていた「悲しき天使」と「俺らのペンギンブーツ」の二つの短…
南Q太さんのコミックを読んだのははじめて。歌人の枡野浩一さんの元奥さんということでよんでみたのだけどうん、さすがだ。おしゃれな感じの表紙をみて自分に関係のないもののように思っていたけれど「タラチネ」というタイトル通り、こどもをもって、責任…
ダンカンが主演で、「ダンカンの映画」という感じがし、監督もダンカンかと思っていたのだけど、ダンカンは脚本と主演で監督は北野組の助監督をつとめていた人らしい。 ブルーの色使い、沖縄の風景など北野映画を踏襲するものがすごくあるので、北野映画の助…
windshipさんがボードで感想を。。別にすごいすすめておられるわけではありませんが。。 映画はね、「レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語」っていうのを見ました。TVのCMで、ひきつけられてのことなんですが、アメリカでハリーをしのぐ大ベストセラー…
「ディディエ」ですてきな笑いを提供してくれたアラン・シャバ監督作品ということでかなり期待して観たところ、くすっくすって笑う感じでどかーんどかーんって笑う感じではなかったけれど、その微妙な感じとかがフランスぽい魅力なのかも。。 色使いとか画面…