2005-10-21から1日間の記事一覧

エイプリル

この映画にさきがけて作られた「親愛なる日記」は、ナンニ・モレッティが「イタリアのウディ・アレン」と呼ばれたりしていることが、いい意味でも悪い意味でもわかるような映画だったが、その続編ともいえるこの映画は、政治がらみの話題と4月に生まれる自…

ピノッキオ

ゴールデンラズベリー賞を授賞してしまったものだからどんなにひどいのかと思ったら、なかなかよかった。劇場やロバの町とかのセット、個室など細部もとっても凝っていて、うっとりしたし、ピノキオをはじめキツネやネコ、コオロギみんなおじさんが演じてい…

美貌に罪あり

増村保造の映画に出てくる、自分の思いのままに生きる人のものすごさをみてびっくりすることが多いのだけど、これもなんかもうそれぞれがそれぞれの中にある欲をぼーんと前にだしてずけずけ口にしたりたじたじとする場面もあった。1959年につくられたと…

国際諜報局

スパイものって私の苦手分野なんだけど、「オースティン・パワーズ」でパロディとして使われたマイケル・ケインのスパイものってこの映画だ、ときいてみてみた。 若い頃のマイケル・ケイン、けだるいけどやるときはやる、みたいな感じがかっこいい!みていた…

バレンチノ

イタリア系移民で無声映画のスター、バレンチノのおはなし。1920年代のハリウッドが舞台になっていて、以前興味深く観た「ブロンドと棺の謎」で描かれているのと近い年代かな、という感じもし、そういう意味でも楽しめた。バレンチノっていうのは、見か…