2005-01-01から1ヶ月間の記事一覧
わたしが常々話している京都のこととかが雑誌に載っていると他府県の友人が「いま載っているからチェックしてみて!」って感じで教えて下さることがよくある。そんな感じで教えてもらったのが「LEE」の2月号と、「通販生活」の春号。「LEE」の方はへたする…
なんかゆるい感じのタイトルだけど、普通の人のちょっとした機微の中の笑いをうまく描いていて、これは人にすすめられるなぁと思う。 リストラされそうになった社員が隣人の助けを得て首をつなぐためにいろいろ画策するのですが、差別感情を逆手にとって作戦…
ナチスの時代のフランスのごく普通の肉屋のおじさんを描いた映画なんだけど、でてくる人たちの描き方が偽善っぽくなくてすごくよかった。男の子やいろんな映像も美しかった。でも かわいいかわいい 甘ったるい感じでなく、フランス映画らしく、いろんな面を…
悪役の石橋蓮司さんが魅力的だったけれど、おはなし全体は想像の範囲を超えるものではなく、なんか安心して楽しめる、という感じの作品だった。あ 大きな役ではないけれど尾藤イサオさんがいい味だしているなぁと思った。「のど自慢」でも尾藤さんすごくよか…
トム・ハンクスの若い時の映画。人魚のものがたり。なんか80年代映画の近寄りやすさって小学高学年のこどもにウケること多いのだけど、(「グレムリン」、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」など。。)これも子供もひきこまれていた。ちょっとチープなつ…
すごい軽いタッチで、80年代の音楽がいいよ〜ときいていたのだけど、ほんとその通り。 80年代風シンガーとかもなつかしい。。主人公役のアダム・サンドラーの表情ってすごくかわいいと思う。そして、特徴的なちょっと顔をゆがましたような笑い方。わざと…
監督は「アバウト・シュミット」*1のアレクサンダー・ペイン。 「キューティ・ブロンド」*2の主人公役だったリース・ウィザースプーンが 妙に背筋がよくて上昇志向の強い女の子を楽しそうに演じていておもしろかった! タイトルやへんてこなビデオパッケージ…
これも、アルモドバル監督作品。80年代の「神経衰弱ぎりぎりの女たち」*1とつづけてみたら、95年につくられたこちらの方が映像とかもモダンで好きだった。 彼の作品にはいつも感じる美しい色の絵画のようなすてきな画面は今回も楽しめたし、ストーリーの…
大好きなスペインのペドロ・アルモドバル監督の作品。 80年代のものっていまみるとファッションなどなどがドロくさく感じるところがあってそこはみる時少しマイナスなのだけど、彼の映画の特長である女性のすごい存在感は楽しめる。 キツい状況におかれた…
yagiさんが掲示板で 「BROOCH」という絵本をご存知でしょうか?(04.12発刊) 文を書かれている内田也哉子さん。私の中では父・内田裕也氏、母・樹木希林さんでモックンのパートナーという「○○の○○」と申し訳ない認識だったのですが、とても多彩な才能の持ち…
1/19に書いた「気になる展覧会」、 関さんの型染めはblog(http://momerath.cocolog-nifty.com/...) の方に書いたのですが、もうひとつ京都の丸善で開催されている「ネコのミヤコ」の方もいってきました。ねこてもりさん(http://www6.ocn.ne.jp/...)の…
野村惠一監督は、わたしが通い詰めているふや町映画タウンのお兄さんをちょっとモデルにすえたりして以前も映画を撮られている。(「ザ・ハリウッド」)京都の映画ファンにとってとても身近な映画だった。今回の映画も京都の表現はリアルだった。京都人って…
1955年の成瀬巳喜男監督の名作。評判の高い作品だけど、うん 確かにと思わされる。もうどうしよもないくされ縁の話なんだけど、なんかすごくひきつけるものがあって続きが気になりどんどん先がみたくなる映画だった。成瀬監督のものっていつも風景もいいなぁ…
恵文社にとってもすてきな型絵染めの蔵書表が並んでいていつも気にしていたのですが、その作者の関美穂子さんという方の展覧会が大阪北浜のギャラリー箱庭(http://www5a.biglobe.ne.jp/...)というところであるらしいです。 昨日恵文社にいったら写真のすて…
モンティパイソンのテリー・ジョーンズの映画。 関根勤さんが出ているということでみた。映画全体はゆるかったけど、(それなりのおかしさはあった。。)奴隷船の主任みたいな役の関根さんはナンセンスかつ全力投球でおもしろかった。yahoo movie
アルトマンのばかばかしい日本未公開の映画。ビデオ屋さんのおすすめリストに入っていてみてみた。 まぁ未公開の理由もわかる気がしたけれど、「M★A★S★H」っぽい乾いた笑いがあった。 で、「M★A★S★H」と同じく表面的なばかばかしさの奥に批評とかがあるのか…
京都国立近代美術館で開催されている草間彌生展に。名前だけはきいていてすごいインパクトのある作品をつくられるような認識を持っていたのだけど、少女時代から幻視・幻聴体験にみまわれたりされてきた精神のぎりぎりの淵みたいなものをベースにした独自の…
ソダーバーグ監督作品で、ジュリア・ロバーツなんかも出て来るのに、それにしては、公開時扱いが小さいような気がしたけれど、まぁこの映画だったらああいう感じのプロモーションになるかな。。とも思った。 小劇場的なノリもあったので。。結構ひとをくった…
日本映画だから日本語と思いきや、ほとんどカンボジアやベトナムの場面で英語ばかりだった。 夢をおいかける主人公より残される人が気になってしまった私。。 浅野忠信の演技はよかったと思う。ちょっとずつ成長する感じがでていて。。 地雷を踏んだらサヨウ…
北野武監督作品。本当に静かな映画。 でもなんか気分がいまひとつ晴れないとき、から明るくされるより 静かな映画の方がずっとなじむ。 どかんどかんと来る笑い、みたいな愛想はないけれど、いろいろなものを経てきたおじいさんが小さな店先で語るストーリー…
ナチュラルで楽しい韓国映画。 蓮實重彦さんが絶賛しておられてみにいった。 高校を卒業してそれぞれの道を歩み始めている20歳の女の子5人の話だけど、悩みも気持ちも、いい年したわたしなのに「よくわかるなぁ。。」と思った。 つくっている人も若いし、…
フィリップ・シーモア・ホフマンがドラッグクィーン、ロバート・デニーロが元警官で、ある事をきっかけに違う人生を歩む役を。ふたりは同じアパートに居住。多分監督はすごい映画好き。いろんな映画からの引用とか多く、それがわりと楽しかった。 (フィリッ…
画家ものとか実在の人物を扱った映画が好きなので楽しめました。マチスとの関係とかすごく興味をもったし、ピカソの絵の解釈もおもしろかった。 ジュリアン・ムーアが個性的で、悲しい役をすごくうまく演じていた。 「ムッソリーニとお茶を」にでてきた優し…
アルフさんが 「ストーリーそのものはそれほど面白いとは思わなかったのですが、コネチカット州の見事な紅葉の風景とジュリアン・ムーアがとてもきれいでした。 えんじ色のコートにラベンダー色のスカーフがどうしてマッチしてしまうのか今考えても不思議で…
息子と「カンフーハッスル」にでかけるも、20分前に劇場についたら、満席ではいれなかった。悔しい。。また明日。。いくら交通費をかけてみるつもりなんだ?>自分らバスに乗るために四条通に出たら、えびすさんのパレードが。。ずっと「商売繁盛で笹もっ…
「30日間3食ファーストフードを食べ続けたらどうなるか?」ということを監督みずから被験者になって人体実験したドキュメンタリー。ドキュメンタリーといっても「ボウリング・フォー・コロンバイン」のマイケル・ムーア監督のような流れの、アニメなんか…
ふぃりっぽさんがボードで 前から気になっていたのですがやっとwowowで見ました しかし小雪、めちゃ綺麗 しかしめちゃ怖い(^^ゞあの有名な四谷怪談をモチーフに京極夏彦が書いた小説をあの蜷川幸雄が監督した作品です一応お岩さんが出てくるのですが、四谷怪…
杉浦さんがイラストレーターのお仕事をはじめられた頃(95年1月頃)からまわりの人にみせるために作ってこられた私的なイラスト入り新聞をまとめなおしたものです。もうなくなってしまったお店などはちゃんとその旨付け加えて書いてあるし、とても おしゃ…
杉浦さんの本は、情報の部分と絵もみて楽しいなと思う部分と両方のうまみがあると思う。この本も、四季折々そんなことしてみたらいいな、っていうヒントやら、なかなかポイントの楽しい、映画の解説つきイラストなどなどがつめこまれていて、そばにおいてお…
「トマソン」とはなにか?路上観察学会のもととなった「トマソン」についてその発見から変遷まで知ることのできる本。町にある「トマソン」(具体的な機能はまるでないが、美しく保存されていて心をひきつける事物)がおもしろいのでなく、それを切り取る視…