2004-01-07から1日間の記事一覧

電脳広辞園

基本的には辞典に載っているような気になる言葉がネット上でどう扱われているかを取り扱ってそこからコラムを書かれている。泉さんのあまり世の中に迎合しないで自分の思うことを正直におもしろくつづるスタンスはなんだかほっとする。そして時々まじる 「こ…

あんまりな

中野さんの一年間のサンデー毎日連載のコラムが毎年年末にまとめられるのを大変楽しみにしている私だけど、2002年末に出た最新刊も生き生きした友人の話をきくみたいにとても楽しく、刺激があった。もちろん友人なんておこがましい言い方なのですが。。…

ワイルダーならどうする

インタビュアーであるキャメロン・クロウはローリングストーンズ誌のライターをしており、自伝的映画でも、「対象に近寄っていき、だれにもかけないなにかをつかみとる」ということが丁寧に描かれれていた。このインタビューにもその教訓はとても生かされて…

マイ・ファースト・ムービー

翻訳物のインタビューを読んでいるととってもうわつっつらだけだったり、あるいはバックグラウンドを十分に理解していないためなんの話をしているのかわからない。。ということが時々起こるのだけど、このインタビュー集はアン・リー、ゲイリー・オールドマ…

英国式人生のススメ 金持ちでないけど豊か、成功しなくても幸福になる12の哲学

副題の「金持ちでないけど豊か、成功しなくても幸福になる12の哲学」っていうのはちょっとハウツーっぽくってこの本の雰囲気とは違うな。。書いてあるのはそういう内容でも。。ハウツーでなくて、旧来のイギリス案内、日本人が持っているイギリスのイメー…

吉田自転車

web現代上で連載していた吉田戦車さんの自転車日記をまとめたもの。吉田さんの不思議な漫画もすきだけど、地に足ついた人柄がしのばれる対談集「たのもしき日本語」も大好きだった。でも「たのもしき。。」の方は、川崎ぶらという人が言葉をなおしていた…

主婦は踊る

青木さんの本を読むのは3冊目。競輪選手とOSKのファンで、二つのサイトを主宰しているえるかさん。この本のある部分は競輪選手のホームページの日記からだし、ある部分はOSKに夢中になった顛末が書かれている。この日記をみていると、前作「主婦でス…

ジョイ・ラック・クラブ

なんか感動的なような表紙がついているけれど、この本の割合ドライなタッチが好きだった。アメリカで生活するアジア系の人の話って東洋と西洋のはざまというところが自分に身近な感じがして大好き。何の気なしにテレビでやっているこの映画をみはじめとって…