2001-06-01から1ヶ月間の記事一覧

顔が掟だ!

石川さんの本は、外国の映画のはなしが多いけどこの本は日本人の顔についても書いてある。わたしもこの本にかかれているようなものが大好きだなぁ。「文明堂の小熊」「ロゼッタ洗顔パスタ」「スティーブ・ブシェーミ」。中野翠さん、上田三根子さんとの鼎談もすご…

ギャラクシー・クエスト

2019年秋、ふや町映画タウンに通っている若い方が、twitterで「ふや町映画タウンベスト1000」というハッシュタグをつけて、ふや町のおすすめにあがっている作品を紹介しはじめられた。店長の大森さんも「お店がいつかなくなってもこのベストをはじめとしたデ…

スーパーまるでん

マンガ版「スーパーの女」とでもいおうか。。しかし伊丹映画のように向上するスーパーの話でなくいつまでも低空飛行を続けるスーパーの物語。どんな形であれとにかく生きてる!って感じがなかなかいさぎよくて楽しい!スーパーまるでん 1 (ジャンプコミックス…

嘘をもうひとつだけ

短編だけど全編を通してでてくる加賀刑事がストイックでかっこいいし、謎解きミステリーというより犯人含めでてくる人物がうまく描かれていてちょっとドラマ「古畑任三郎」をみてるときのような気分になった。嘘をもうひとつだけ作者: 東野圭吾出版社/メーカ…

ブルーベリーフィールズ紀伊国屋

windshipさんがボードで 念願の、地に行ってまいりました。 子鬼のいぬまに洗濯をとばかり、(洗濯しすぎてボロボロの声もあり) 帰りの遅い土曜日の、ランチとなりました。左京区から、車で、途中を越えて30分あまり。 遠慮がちな標識と、送ってくださった…

きんだあらんど

山科区の友人が左京の「きんだあらんど」という絵本や児童書の専門店を知っているかたずねてくれたのがきっかけになって出かけてみる。 店主の方といろいろしゃべっていたら本当に楽しく、とても充実したひとときを過ごせた。 はなしのきっかけとなったのは…

石川三千花の勝手にシネマ

知らない映画もいっぱい紹介してあったけどイラストと解説文でぜひぜひみたくなる感じ。知ってる映画について見方がちがってても「ほう。。なるほどなぁ」と思わされる一冊。シネマ通信 石川三千花の勝手にシネマ (文春文庫)作者: 石川三千花出版社/メーカー…

ともだちシネマ

中野翠、石川三千花ご両人の映画放談。親しい二人ならではのツッコミも楽しいし二人がすすめておられる映画なら是非みたいなぁという気にさせられる。文庫版のためのおまけである「決めつけカップル最新版」もとてもありがたいデーターベース。ともだちシネ…

怪笑小説

ブラックでなんとなくテイスト的に筒井康隆の昔の短編を読んでいるようなものもあった。あそこまで荒唐無稽じゃなくどれもありそうな感じだったけど。。わたしが一番好きだったのは「あるジーサンに線香を」。元ネタの「アルジャノンに花束を」も好きだった…

映画館へ!三谷幸喜 全一巻 編集会議別冊

巻頭の三谷幸喜 和田誠 ロング対談が「みんなのいえ」を見た後で読むと「そうそう」とうなずくところがたくさんあっておもしろかった。以前読んだ「NOW and Then三谷幸喜」(角川書店)という本で、三谷さんの経歴はあたまにはいっていたけどこっちの方がカ…

みんなのいえ

楽しみにしていた三谷幸喜さんの映画「みんなのいえ」をみにいった。 今回宣伝でテレビ番組に紹介されることがすごく多く、いろんなシーンが流されていたので、いよいよ映画でみるときになると棟梁とデザイナーの対立するポイントとかはあらかじめ知っている…

ギャラリーフェイク

ある博識な人に美術のことなどがわかる楽しい本はないかきいたところこれを推薦してもらう。もとはちゃんとしたところにいたのに今ではあやしげなビジネスのただ中。。しかし一本筋の通った仕事ぶり。。という設定は浦沢さんの「マスターキートン」に相通じ…

これぞ日本の日本人

文章になんか含羞に満ちた人柄がでていてとても楽しい。読み手を少々選ぶだろうし面と向かったら鋭すぎてつきあうの身構えそうだけど(松尾さんは日本一腰の低い注目クリエーターとプロフィールには書かれているが。。)その感性はうなずくところが多く読ん…