1978年曽根中生監督。
「嗚呼!!花の応援団」*1で曽根監督の別のものもみたくなり、こちらも。楽しかったー。
光石研ら公募博多っ子三人組演じる中学生のかわいらしかこと!中学生だけに性にも興味を持っているけれどそれがもうほどよく、「色即ぜねれいしょん」*2的風合い。テンポが良くて感心。
松本ちえ子という相手役の女の子も凛としていてでもキツくなくて魅力的。
春川ますみの母親も、昭和のドラマのお母さんっぽくてよい。きれいなお隣のお姉さんの部屋の毛糸モチーフ編みのベットカバー、ピアノの椅子のレースっぽいカバー、散髪屋のお姉さん伊佐山ひろ子が部屋でたてるコーヒーの背伸びした感じとか、時代の空気も楽しむ。
三人坊主の中でちょっと金持ちのお父さんが桂歌丸、血のつながらない義母が宮下順子・・こちらも感じが出ていたし面白い。
隣のお父さん役が竜虎。「嗚呼!!花の応援団」にも出ておられたがなかなかいい雰囲気。
とにかく、博多弁も楽しいし、よい世界。
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